ムラサキの文学日記

短編小説、現代詩、俳句、短歌、随筆

カッパドキア(短編小説 岩窟の村跋文)

穴居人たちがカッパドキアに暮らしていた。穴居人などと呼べば如何にも非文明的な響きだが、今やカッパドキアの穴居生活はインフラが整備されて現代的なモダン・ライフである。

カッパドキアは砂岩の織りなす地形で、長い年月をかけて風が岩を削り奇岩が目立つ。

人びとは砂岩を削りながら街を作った。街は蟻の巣のように地下へと広がり、地下都市カイマクルには2万人の人々が地下都市に暮らしていたという。

カッパドキアに行きたい。


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幻燈紀行「岩窟の村」|murasaki_kairo|note(ノート)https://note.mu/murasaki_kairo/n/ncd8e74c22802