ムラサキの文学日記

短編小説、現代詩、俳句、短歌、随筆

現代詩

文芸誌ユリイカで佳作を頂きました。

村崎カイロです。 青土社の文芸誌ユリイカに毎月、ポエムを投稿しているハガキ職人です(笑)。 一年間読者コーナーにハガキを送り続けて、初めて名前だけ掲載されました。 ここに至るまでの苦節があって 実は去年一年間、全く鳴かず飛ばずでいっそ投稿やめ…

わたしのことば(現代詩「腹が減る」跋文)

私の中は空っぽで 才能もないし興趣もないし 愛嬌もないし それに加えて主張もない 物を書くという習性だけが残っていて 今もこうして空っぽな言葉を書いている そういった空虚さで この文を読む方のお時間を 頂戴してしまうことは 心苦しいことなのだけど …

細胞膜に身を包むということ(現代詩エンベローブ跋文)

ウイルスはタンパク質から作られた膜を持つエンベロープウイルスと、膜を持たないノンエンベロープウイルスがいる。 アルコールはエンベロープタイプの皮膜を溶かすので不活性化に効果があり、ノンエンベロープのウイルスには影響を与えないと言われる。 ノ…

猫と翼について(猫だって翼があれば飛べる跋文)

猫と翼について 翼のある猫の写真を見たことがある。およそ飛べそうな翼ではなかったが。 もしかしたらフェイク写真だったかもしれない。 黒い猫だった。 そう言えば「虎に翼」なんて諺もあった。 意味合いは「強くなり過ぎる」。 虎のために翼を作ることな…

現代詩「精米」跋文

現代詩「精米」|murasaki_kairo|note(ノート)https://note.mu/murasaki_kairo/n/neec4d588ca25 精米をした。 面白い体験だった。 コイン精米所は規模の割に利用料が安い。 農林水産省がコイン精米の設置に補助金を出しているのかな。 詩は つげ義春の「…

現代詩「トイレタンクから水がチョロチョロ」跋文

現代詩 トイレタンクから水がチョロチョロ|murasaki_kairo|note(ノート)https://note.mu/murasaki_kairo/n/n958e5fad1549 日曜日の午後にトイレの水漏れを直しました。 日常生活を詩に起こしました。 緩い詩になりましたが、こういう私みたいな一般大衆…

現代詩「マクドナルド」跋文

現代詩「マクドナルド」|murasaki_kairo|note(ノート)https://note.mu/murasaki_kairo/n/n36adca217a14 今日の夕飯はマクドナルド。 マクドナルドが好きだ。

現代詩「孤島」の跋文

現代詩「孤島」|murasaki_kairo|note(ノート)https://note.mu/murasaki_kairo/n/ne5868b8f2853 人間関係の何もかもが面倒くさくなって、独りになりたい。そんな衝動に駆られる。 知らない街に行きたい。 誰も僕のことを知らない街に行きたい。 旅行とも…